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2026.09.09 23:07

〔米株式〕ダウ続落、354ドル安=ナスダックも安い(9日午前)

 【ニューヨーク時事】9日午前のニューヨーク株式相場は、中東情勢の緊迫化や原油相場の上昇に圧迫され、続落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比354.09ドル安の5万2431.98ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は59.19ポイント安の2万6362.22。

 米中央軍は8日、オマーン湾やイランの主要原油積み出し拠点カーグ島近くでイランの石油タンカー5隻を破壊したと発表した。一方、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」は9日、原油輸送の要衝ホルムズ海峡に一方的に設けた「制限区域」を通航していた米関連船舶2隻やタンカーなどを攻撃したと主張。さらに、ヨルダンの米軍基地に攻撃を実施したと表明した。相次ぐ攻撃で中東情勢の緊迫化が長期化するとの懸念が強まり、原油先物相場は一時1バレル=96ドル台に急伸。エネルギー価格の上昇がインフレ圧力を強めるとの警戒感が広がる中、投資家心理が圧迫され、米株は売られている。

 一方、市場は米金融政策の方向を占う上で、10日発表の卸売物価指数(PPI)、11日発表の消費者物価指数(CPI)の結果に注目。これらの指標でインフレ圧力の高まりが示されれば、足元の原油高と合わせて、利上げ観測が強まる可能性がある。

 ダウ構成銘柄では、ユナイテッドヘルス・グループが5%超安と、ダウの下げを先導。アルファベット、アマゾン・ドット・コム、ナイキも安い。一方、シェブロンは2%超高と堅調。ダウ構成銘柄以外では、メタ・プラットフォームズが上昇。ロイター通信によると、メタは8日、ユーザーに代わってメール送信や旅行予約などを行う人工知能(AI)アシスタント「ミューズ」の提供を開始すると発表した。(了)

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