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2026.03.12 23:22

〔米株式〕ダウ大幅続落、680ドル安=ナスダックも安い(12日午前)

 【ニューヨーク時事】12日午前のニューヨーク株式相場は、中東情勢の悪化を背景に原油相場が再び騰勢を強める中、大幅続落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均の下げ幅は一時700ドルを超えた。ダウは午前10時31分現在、前日終値比680.07ドル安の4万6737.20ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は355.75ポイント安の2万2360.38。

 英海事機関UKMTOによると、原油輸送の要衝ホルムズ海峡周辺で11日から12日朝にかけて6隻の船が攻撃を受けた。トランプ米大統領は12日、原油価格よりもイランの核武装阻止の方が重要だと述べた一方で、イラン最高指導者モジタバ・ハメネイ師は12日に就任後初めての声明で「敵が構築した軍事・経済拠点がある周辺諸国への攻撃は、やむを得ないが続ける」とし、ホルムズ海峡の封鎖を続けなければならないと主張した。中東情勢の悪化が長期化するとの観測が強まる中で原油先物相場が再び急騰し、米株が売られている。

 また、中東情勢の悪化に伴う原油高でインフレが再燃し、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ時期が後ずれするとの観測も米株を圧迫。ゴールドマン・サックスはインフレリスクの高まりを受け、FRBによる次の利下げ時期を当初予想の6月から9月に後ずれさせた。

 個別銘柄では、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなどの金融銘柄に加え、キャタピラー、ボーイング、スリーエム(3M)の下げが目立つ。原油高を受けてシェブロンが上昇。セールス・フォースやマクドナルドも高い。

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