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2026.01.31 00:07

〔米株式〕ダウ反落、201ドル安=ナスダックも安い(30日午前)

 【ニューヨーク時事】週末30日午前のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長にケビン・ウォーシュ氏が指名されたことを受け、米利下げの先行きに不透明感が広がる中、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比201.29ドル安の4万8870.27ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は121.48ポイント安の2万3563.64。

 トランプ米大統領は30日、FRBの次期議長に元理事のウォーシュ氏を指名すると発表した。ウォーシュ氏は2008年のリーマン・ショック後に深刻化した金融・経済危機への対処で、FRB理事として中心的な役割を担った金融専門家で、第1次トランプ政権でもFRB議長候補に取り沙汰され、能力の高さで定評がある。金融政策では、物価安定を重視する「タカ派」と目されていたものの、昨年7月の米テレビインタビューでは、利下げに慎重なFRBを批判して「体制転換」を求め、トランプ政権寄りの主張を展開した。ただ、同氏は他の議長候補の間ではよりハト派寄りではないと受け止める向きが多く、FRBが積極的な利下げに動くとの観測が幾分後退。ダウは下げ先行となっている。

 一方、米労働省が朝方発表した昨年12月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.5%上昇と、市場予想(0.2%上昇=ロイター通信調べ)を上回った。エネルギーと食料品を除いたコア指数は前月比0.7%上昇と、予想(0.2%上昇)を上回った。これも相場の重しとなっている。

 ダウ構成銘柄では、アメリカン・エキスプレス、ビザがそれぞれ2%超安となっている。アップルも軟調。前日引け後に発表した昨年10〜12月期決算の売上高、純利益ともに前年同期比16%増となった。一方、楽観的な年間利益見通しを示したベライゾン・コミュニケーションズは7%超高で推移している。

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