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2026.05.28 23:09

〔米株式〕ダウ反落、127ドル安=ナスダックもみ合い(28日午前)

 【ニューヨーク時事】28日午前のニューヨーク株式相場は、米国とイランの和平交渉の先行きに不透明感が強まる中、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比127.80ドル安の5万0516.48ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は11.50ポイント高の2万6686.23。

 イランのタスニム通信は28日、精鋭軍事組織「革命防衛隊」がホルムズ海峡で米国のタンカーの通過を阻止したところ、米軍から攻撃を受けたと報じた。イランの革命防衛隊は報復として、米空軍基地を攻撃したと発表。場所は明らかにしなかったが、クウェート外務省はその後、イランからミサイルとドローンによる攻撃があったと公表した。これを受け、イランと米国の戦闘終結に向けた協議の進展を巡る不透明感が強まり、米株が売られている。

 一方、米商務省が28日発表した4月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比3.8%上昇した。伸び率は前月(3.5%)から拡大したものの、市場予想と同水準だった。市場が事前に警戒されていたほどの物価上昇圧力が確認されなかったことで買い安心感も強まり、米株は一時下げ幅を縮小する場面があった。

 個別銘柄では、スリーエム(3M)が下落。オーストラリア政府は28日、有機フッ素化合物「PFAS」を含む消火泡による環境汚染を巡って虚偽の説明をしたとして、3Mを提訴した。このほか、セールスフォース、シャーウィン・ウィリアムズ、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などが安い。シェブロン、IBM、マイクロソフトが高い。

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