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2024.02.28 00:48

〔米株式〕NYダウ続落、109ドル安=ナスダックは高い(27日午前)

 【ニューヨーク時事】27日午前のニューヨーク株式相場は、米長期金利の上昇や低調な小売企業決算を背景に売りが先行し、続落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時20分現在、前日終値比109.15ドル安の3万8960.08ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は50.44ポイント高の1万6026.69。

 米百貨店大手メーシーズは27日、2023年11月〜24年1月期の決算を発表。売上高は83億7500万ドルと市場予想を下回った。また、150店舗の閉鎖計画に伴い計約10億ドルの減損損失を計上したことが響き、純損益は赤字に転落した。リストラ策が評価され同社株価は一時7%超高となったものの、実店舗に頼る小売企業の苦境を印象付けた。同日に23年11月〜24年1月期決算を発表したロウズは、純売上高が前年同期から悪化した。一方、米長期金利の上昇を背景に、セールスフォースやアマゾン・ドット・コムなどのハイテク関連に売りが出ている。

 今週は米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を29日に控えており、警戒感も台頭している。PCE物価指数で根強いインフレ圧力が示唆されれば、市場が期待する米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の利下げ開始が、後ろ倒しになると懸念する声もある。週の後半には、23年10〜12月期の国内総生産(GDP)改定値など複数の経済指標の発表のほか、アトランタ連邦準備銀行のボスティック総裁やニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁らFRB高官らの発言が予定されており、今後の金融政策に関する手掛かりを得ようと様子見気分も強い。

 個別株をみると、アムジェンやジョンソン・エンド・ジョンソンなどのヘルスケア関連株の売りがきつい。

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