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2026.05.27 23:42

〔米株式〕ダウ反発、351ドル高=一時最高値更新(27日午前10時32分)

 【ニューヨーク時事】27日午前のニューヨーク株式相場は、米国とイランの和平交渉の先行きが注視される中、人工知能(AI)産業への期待に支えられ、反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時取引時間中の最高値を更新。午前10時32分現在は前日終値比351.65ドル高の5万0813.33ドルで推移している。ハイテク株中心のナスダック総合指数は66.31ポイント安の2万6589.87。

 ロイター通信によると、イラン国営テレビは、イランと米国の戦闘終結に向けた覚書の枠組みに関する草案を入手した。この非公式な初期の枠組みの下、イランは1カ月以内にホルムズ海峡を通る商業航行を紛争前の水準に戻し、米国はイラン周辺から軍を撤収、海上封鎖を解除する。これを受け、米原油先物相場は1バレル=90ドルを割り込み、下値を探る展開。こうした中、投資家心理が幾分改善し、ダウは買い先行で始まり、上げ幅は一時360ドルを超えた。

 人工知能(AI)データセンター向けメモリーの逼迫(ひっぱく)が続くとの観測がなお、半導体株の買いを下支え。前日に時価総額が初めて1兆ドルを突破したマイクロン・テクノロジーはこの日も堅調を維持し、一時2%高となった。

 個別銘柄では、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、ナイキがともに3%超高となり、ダウ平均の上げを先導。一方、エヌビディアが2%超安、JPモルガン・チェース、シェブロンは1%以上下落している。このほか、企業向けクラウドセキュリティーサービスを提供するゼットスケーラ―は30%急落。2026年5〜7月期(第4四半期)の業績見通しが市場予想から下振れし、失望売りが台頭した。同業のパロアルトネットワークス、クラウドストライクは3%前後下落している。

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