〔米株式〕NYダウ、続伸=米積極利上げ姿勢後退観測が支援(24日)
【ニューヨーク時事】週末24日のニューヨーク株式相場は、積極的な米利上げ姿勢の後退観測が支援材料となる中、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比132.28ドル高の3万2237.53ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は36.56ポイント高の1万1823.96で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億0846万株減の10億3361万株。
米ブルームバーグ通信は前日、ロシアの新興財閥(オリガルヒ)が経済制裁を逃れるのを手助けした可能性があるとして、米司法省がスイス金融大手クレディ・スイスとUBSを調査していると報道。両社株の売り要因となったほか、ドイツ銀行の経営状況にも懸念が広がり、朝方のダウは金融株主導で軟調な値動きを示した。
今月の米中堅銀行シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻以降、金融不安が広がっているが、この日は地合いの一段の悪化は続かず、売り一巡後はじりじりと値を戻す展開に転換。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを継続できないとの見方や利下げ観測も浮上する中、ダウは取引終盤はプラス圏で推移したが、上値も重かった。
この日発表された2月の耐久財受注は市場予想を下回り、2カ月連続でのマイナス。一方、S&Pグローバルによる3月の米購買担当者景況指数(PMI)速報値は総合で前月から上昇しており、まちまちの内容だった。
個別銘柄では、アムジェンが2.1%高と、ダウ銘柄で最大の上昇率を記録。プロクター・アンド・ギャンブルが2.0%高。コカ・コーラ、IBM、シスコシステムズがそれぞれ1.6%高。セールスフォースが1.4%高。ユナイテッドヘルス・グループが1.3%高。インテル、マイクロソフト、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスがそれぞれ1.1%高。
一方、アメリカン・エキスプレス、ウォルト・ディズニーはそれぞれ1.8%安。JPモルガン・チェースは1.5%安。
過去7日間の記事
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- 2023.03.24 23:38
- 〔米株式〕NYダウ反落、154ドル安=ナスダックも安い(24日午前)
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【ニューヨーク時事】週末24日午前のニューヨーク株式相場は、欧州市場での一部銀行株の急落を嫌気した売りに反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比154.81ドル安の3万1950.44ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は47.22ポイント安の1万1740.18。
米ブルームバーグ通信は23日、ロシアの新興財閥(オリガルヒ)が経済制裁を逃れるのを手助けした可能性があるとして、米司法省がスイス金融大手のクレディ・スイスとUBSを調査していると伝えた。この報を受けて、両社株の下げ幅が拡大。ドイツ銀行の経営状況にも懸念が波及し、株価が急落した。
イエレン米財務長官は23日の下院小委員会での証言で、預金全額保護など連鎖破綻を阻止するために実施した措置について「再び行使する可能性がある」と話した。発言を受けた買い安心感から前日のダウ平均は上昇していたが、この日の欧州株の下落で一転して地合いが悪化した。
この日発表された経済指標はまちまちな内容。2月の耐久財受注額(季節調整後、半導体を除く)は前月比1.0%減と、市場予想(0.6%増=ロイター通信調べ)を下回り、2カ月連続でのマイナス。一方、S&Pグローバルによる3月の米購買担当者景況指数(PMI)速報値は総合で53.3となり、前月確報値の50.1から上昇した。
ダウ構成銘柄では、アメリカン・エキスプレスやゴールドマン・サックスなど金融株を中心に売りが先行。ファースト・リパブリック銀行など、地銀株も安い。そのほか、エネルギー需給が緩むとの見方から、エクソンモービルやマラソン・オイルなどのエネルギー株も売りが優勢となっている。
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- 2023.03.24 22:40
- 〔米株式〕NYダウ反落、181ドル安=ナスダックも安い(24日朝)
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【ニューヨーク時事】週末24日のニューヨーク株式相場は、欧州市場での一部銀行株の急落を嫌気した売りに反落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比181.78ドル安の3万1923.47ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は60.88ポイント安の1万1726.52。
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- 2023.03.24 15:16
- 〔東京株式〕続落=材料難で買い見送り(24日)
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【プライム】手掛かり材料が乏しい中、買いが見送られ、持ち高整理の売りが先行した。外国為替市場の円高・ドル安も嫌気された。下値では中小型株を中心に押し目買いが入り、下げ渋った。日経平均株価は前日比34円36銭安の2万7385円25銭、東証株価指数(TOPIX)は2.00ポイント安の1955.32となり、いずれも小幅ながら続落した。
48%の銘柄が値下がりし、値上がりは46%。出来高は10億1922万株、売買代金は2兆5249億円。
業種別株価指数(33業種)では鉱業、その他金融業、保険業などが下落。海運業、電気・ガス業、医薬品などは上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高1億4506万株。
【グロース】東証マザーズ指数は小幅高。グロースCoreは反落。
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- 2023.03.24 13:49
- 〔東京株式〕弱もちあい=半導体堅調で底堅い(24日後場中盤)
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(13時45分)後場中盤の日経平均株価は2万7300円台と小安い水準でもちあい。市場では「持ち高調整の売りが出やすい一方、値がさの半導体関連株などは堅調で日経平均の底堅さに寄与している」(大手証券)との声が聞かれた。
(後場寄り)24日午後の東京株式市場は小口売りが継続。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とも前場と同様、小安くなっている。
(前引け)【プライム】週末で持ち高整理の売りが出やすくなったほか、外国為替市場が円高・ドル安に振れていることも重しとなり、売り優勢の展開となった。日経平均株価は前日比70円89銭安の2万7348円72銭、東証株価指数(TOPIX)は3.51ポイント安の1953.81と小幅続落で午前の取引を終えた。
56%の銘柄が値下がりし、値上がりは39%。出来高は5億0548万株、売買代金は1兆2879億円。
業種別株価指数(33業種)では鉱業、その他金融業、保険業などが下落。海運業、石油・石炭製品、パルプ・紙などは上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小じっかり。出来高9278万株。
【グロース】東証マザーズ指数、グロースCoreは反落。
(10時06分)日経平均株価は前日比50円安で寄り付いた後、小幅安の水準でもみ合いが続く。市場関係者は「週末でもあり、金融不安や景気減速への懸念が根強い中ではポジション調整する動きが出やすい」(大手証券)とみており、整理売りが株価指数を押し下げているようだ。
三菱UFJ〈8306〉など金融株が弱い一方、東エレク〈8035〉など半導体関連株が堅調。
(寄り付き)24日午前の東京株式市場は金融株を中心に売りが広がっている。日経平均株価は前日比50円99銭安の2万7368円62銭と小幅安で始まった。
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- 2023.03.24 12:36
- 〔東京株式〕小安い=小口売り継続(24日後場寄り付き)
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(後場寄り)24日午後の東京株式市場は小口売りが継続。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とも前場と同様、小安くなっている。
(前引け)【プライム】週末で持ち高整理の売りが出やすくなったほか、外国為替市場が円高・ドル安に振れていることも重しとなり、売り優勢の展開となった。日経平均株価は前日比70円89銭安の2万7348円72銭、東証株価指数(TOPIX)は3.51ポイント安の1953.81と小幅続落で午前の取引を終えた。
56%の銘柄が値下がりし、値上がりは39%。出来高は5億0548万株、売買代金は1兆2879億円。
業種別株価指数(33業種)では鉱業、その他金融業、保険業などが下落。海運業、石油・石炭製品、パルプ・紙などは上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小じっかり。出来高9278万株。
【グロース】東証マザーズ指数、グロースCoreは反落。
(10時06分)日経平均株価は前日比50円安で寄り付いた後、小幅安の水準でもみ合いが続く。市場関係者は「週末でもあり、金融不安や景気減速への懸念が根強い中ではポジション調整する動きが出やすい」(大手証券)とみており、整理売りが株価指数を押し下げているようだ。
三菱UFJ〈8306〉など金融株が弱い一方、東エレク〈8035〉など半導体関連株が堅調。
(寄り付き)24日午前の東京株式市場は金融株を中心に売りが広がっている。日経平均株価は前日比50円99銭安の2万7368円62銭と小幅安で始まった。
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- 2023.03.24 11:44
- 〔東京株式〕小幅続落=円高重しに(24日前場)
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(前引け)【プライム】週末で持ち高整理の売りが出やすくなったほか、外国為替市場が円高・ドル安に振れていることも重しとなり、売り優勢の展開となった。日経平均株価は前日比70円89銭安の2万7348円72銭、東証株価指数(TOPIX)は3.51ポイント安の1953.81と小幅続落で午前の取引を終えた。
56%の銘柄が値下がりし、値上がりは39%。出来高は5億0548万株、売買代金は1兆2879億円。
業種別株価指数(33業種)では鉱業、その他金融業、保険業などが下落。海運業、石油・石炭製品、パルプ・紙などは上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小じっかり。出来高9278万株。
【グロース】東証マザーズ指数、グロースCoreは反落。
(10時06分)日経平均株価は前日比50円安で寄り付いた後、小幅安の水準でもみ合いが続く。市場関係者は「週末でもあり、金融不安や景気減速への懸念が根強い中ではポジション調整する動きが出やすい」(大手証券)とみており、整理売りが株価指数を押し下げているようだ。
三菱UFJ〈8306〉など金融株が弱い一方、東エレク〈8035〉など半導体関連株が堅調。
(寄り付き)24日午前の東京株式市場は金融株を中心に売りが広がっている。日経平均株価は前日比50円99銭安の2万7368円62銭と小幅安で始まった。
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- 2023.03.24 10:08
- 〔東京株式〕小幅安もみ合い=整理売りが押し下げ(24日前場中盤)
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(10時06分)日経平均株価は前日比50円安で寄り付いた後、小幅安の水準でもみ合いが続く。市場関係者は「週末でもあり、金融不安や景気減速への懸念が根強い中ではポジション調整する動きが出やすい」(大手証券)とみており、整理売りが株価指数を押し下げているようだ。
三菱UFJ〈8306〉など金融株が弱い一方、東エレク〈8035〉など半導体関連株が堅調。
(寄り付き)24日午前の東京株式市場は金融株を中心に売りが広がっている。日経平均株価は前日比50円99銭安の2万7368円62銭と小幅安で始まった。
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- 2023.03.24 09:07
- 〔東京株式〕小幅安=金融株が弱い(24日前場寄り付き)
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(寄り付き)24日午前の東京株式市場は金融株を中心に売りが広がっている。日経平均株価は前日比50円99銭安の2万7368円62銭と小幅安で始まった。
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- 2023.03.24 05:48
- 〔米株式〕NYダウ反発、75ドル高=利上げ停止への期待で(23日)
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【ニューヨーク時事】23日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が近く利上げを停止するとの期待が強まり、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比75.14ドル高の3万2105.25ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は117.44ポイント高の1万1787.40で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比7119万株増の11億4207万株。
前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後の声明では、今後の見通しについて、「いくらかの追加金融引き締めは適切」とし、前回会合までの「継続的な利上げが適切」から表現を変更した。FOMC参加者の政策金利見通しでは、年内にあと1回の利上げを実施するシナリオを示した。
FRBのパウエル議長は会見で、信用不安を背景にした銀行の与信環境の悪化について、「事実上、利上げと同じ」と述べ、金融引き締め効果を生むとの考えを示した。
市場では、「次回FOMCで利上げ局面が終了する」(米金融大手)などと、早期に利上げが停止するとの見方が拡大した。ダウ平均は買いが先行して取引が始まり、一時前日終値比480ドル超上昇した。ただ、信用不安や金融引き締め政策を背景にした景気後退懸念は根強く、相場は伸び悩んだ。
イングランド銀行(英中央銀行)は同日、0.25%の利上げを決定。声明では、インフレは「年末にかけて急激に減速する」との認識を示した。世界的なインフレ率低下への期待も投資家心理を改善させた。
金利低下局面で買われやすいハイテク株が上昇し、相場をけん引した。一方で、シリコンバレー銀行破綻以降の金融株の動揺は続いている。特に地方銀行株の下げがきつく、金融大手も売り圧力が続いた。
個別銘柄(暫定値)をみると、ハイテク株では、マイクロソフトが2.0%高、インテルが3.2%高、アップルは0.7%高だった。
金融株では、JPモルガン・チェースが0.3%安、ゴールドマン・サックスが0.4%高、シティグループが0.6%安。ファースト・リパブリック銀行は6.0%安、ウエスタン・アライアンス・バンコーポレーションは2.1%安など地方銀行は大きく下げた。
そのほか、ナイキの1.2%高、ウォルト・ディズニーの1.0%高、ビザの1.2%高、ウォルマートの0.8%高が目立った。
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- 2023.03.23 23:38
- 〔米株式〕NYダウ反発、215ドル高=ナスダックも高い(23日午前)
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【ニューヨーク時事】23日午前のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が近く利上げを停止するとの見方から買いが優勢となり、反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比215.43ドル高の3万2245.54ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は172.58ポイント高の1万1842.54。
FRBは21〜22日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、0.25%の追加利上げを決定した。FOMC声明文では、「継続的な利上げが適切」との表現を「いくらか追加的な金融引き締めが適切」に修正。これを受けて、市場では次回会合で利上げを停止するとの見方が台頭した。相次ぐ米中堅地銀の経営破綻を受けた金融システム不安への警戒感は根強いものの、ひとまず前日に売り込まれた金融株に買い戻しが入っている。米長期金利が低下していることもあり、ハイテク株も上昇している。
朝方発表された新規の失業保険申請(季節調整済み)は、18日までの1週間で前週比1000件減の19万1000件となった。市場予想(19万7000件=ロイター通信調べ)を下回り、2週連続で改善した。
ダウ構成銘柄では、ナイキやシェブロンのほか、マイクロソフト、インテルなどのハイテク株が高い。また、前日に下げた反動から、ファースト・リパブリック銀行、リージョンズ・ファイナンシャルなどの金融株も上昇している。
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- 2023.03.23 22:39
- 〔米株式〕NYダウ反発、200ドル高=ナスダックも高い(23日朝)
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【ニューヨーク時事】23日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が近く利上げを停止するとの見方から買いが優勢となり、反発して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比200.81ドル高の3万2230.92ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は149.98ポイント高の1万1819.94。
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- 2023.03.23 15:11
- 〔東京株式〕小反落=米の年内利下げ期待後退で(23日)
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【プライム】米国でパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受け年内の利下げ期待が後退したのを嫌気し、売りが先行した。一方、下値では半導体関連株などに押し目買いが入り、下げ渋った。終値は日経平均株価が前日比47円00銭安の2万7419円61銭、東証株価指数(TOPIX)が5.61ポイント安の1957.32と、ともに小反落した。
37%の銘柄が値下がりし、値上がりは58%。出来高は10億4119万株、売買代金は2兆4742億円。
業種別株価指数(全33業種)では保険業、医薬品、精密機器の下落が目立った。上昇は非鉄金属、サービス業、ゴム製品など。
【スタンダード】スタンダードTOP20はしっかり。出来高1億3830万株。
【グロース】グロースCore、東証マザース指数はともに上伸。
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- 2023.03.23 13:27
- 〔東京株式〕マイナス圏で小動き=値がさ株に売り(23日後場中盤)
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(13時17分)後場の日経平均株価は2万7400円を挟み、マイナス圏で小動きが続いている。後場寄り後に前場ザラバの高値を上回ったが、買いが続かない。一方でファーストリテ〈9983〉、キーエンス〈6861〉などの値がさ株の一角が売りに押されている。
(後場寄り)売り一巡後に下げ渋った前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価は小幅安となる2万7300円台で推移している。ソフトバンクG〈9984〉が軟調。一方、リクルートHD〈6098〉は一段高。
(前引け)【プライム】パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けて年内の利下げ期待が後退し、米国株が下落したことから売りが先行した。日経平均株価の下げ幅は一時290円に広がったが、半導体関連株などに押し目買いが入り、下げ渋った。午前の終値は日経平均が前日比66円24銭安の2万7400円37銭と小反落。東証株価指数(TOPIX)が8.60ポイント安の1954.33。
56%の銘柄が値下がりし、値上がりは38%。出来高は5億1661万株、売買代金は1兆2446億円。
業種別株価指数(全33業種)では医薬品、銀行業、保険業の下落が目立った。上昇はゴム製品、サービス業、空運業など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高7902万株。
【グロース】グロースCore、東証マザーズ指数はともに小幅高。
(10時40分)日経平均株価は寄り後に前日比290円98銭安の2万7175円63銭まで下落したが、その後は下げ渋り、午前10時台半ばは2万7300円台で推移している。「朝方は全業種が下落して始まったが、買い戻しが入りプラスに転じている業種も見られる」(大手証券)状態で、半導体関連株の東エレク〈8035〉や、空運株のANA〈9202〉などが切り返している。
一方、エーザイ〈4523〉、第一三共〈4568〉などの医薬品株や第一生命〈8750〉は値を下げている。
(寄り付き)パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が年内の利下げを予想していないとの考えを示し、米国株が下落したことが嫌気され、売りが先行している。日経平均株価は前日比233円64銭安の2万7232円97銭と軟調に始まった。
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- 2023.03.23 12:38
- 〔東京株式〕小幅安=前場の流れ引き継ぐ(23日後場寄り付き)
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(後場寄り)売り一巡後に下げ渋った前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価は小幅安となる2万7300円台で推移している。ソフトバンクG〈9984〉が軟調。一方、リクルートHD〈6098〉は一段高。
(前引け)【プライム】パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けて年内の利下げ期待が後退し、米国株が下落したことから売りが先行した。日経平均株価の下げ幅は一時290円に広がったが、半導体関連株などに押し目買いが入り、下げ渋った。午前の終値は日経平均が前日比66円24銭安の2万7400円37銭と小反落。東証株価指数(TOPIX)が8.60ポイント安の1954.33。
56%の銘柄が値下がりし、値上がりは38%。出来高は5億1661万株、売買代金は1兆2446億円。
業種別株価指数(全33業種)では医薬品、銀行業、保険業の下落が目立った。上昇はゴム製品、サービス業、空運業など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高7902万株。
【グロース】グロースCore、東証マザーズ指数はともに小幅高。
(10時40分)日経平均株価は寄り後に前日比290円98銭安の2万7175円63銭まで下落したが、その後は下げ渋り、午前10時台半ばは2万7300円台で推移している。「朝方は全業種が下落して始まったが、買い戻しが入りプラスに転じている業種も見られる」(大手証券)状態で、半導体関連株の東エレク〈8035〉や、空運株のANA〈9202〉などが切り返している。
一方、エーザイ〈4523〉、第一三共〈4568〉などの医薬品株や第一生命〈8750〉は値を下げている。
(寄り付き)パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が年内の利下げを予想していないとの考えを示し、米国株が下落したことが嫌気され、売りが先行している。日経平均株価は前日比233円64銭安の2万7232円97銭と軟調に始まった。
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- 2023.03.23 11:49
- 〔東京株式〕小反落=年内の米利下げ期待後退で(23日前場)
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(前引け)【プライム】パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けて年内の利下げ期待が後退し、米国株が下落したことから売りが先行した。日経平均株価の下げ幅は一時290円に広がったが、半導体関連株などに押し目買いが入り、下げ渋った。午前の終値は日経平均が前日比66円24銭安の2万7400円37銭と小反落。東証株価指数(TOPIX)が8.60ポイント安の1954.33。
56%の銘柄が値下がりし、値上がりは38%。出来高は5億1661万株、売買代金は1兆2446億円。
業種別株価指数(全33業種)では医薬品、銀行業、保険業の下落が目立った。上昇はゴム製品、サービス業、空運業など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高7902万株。
【グロース】グロースCore、東証マザーズ指数はともに小幅高。
(10時40分)日経平均株価は寄り後に前日比290円98銭安の2万7175円63銭まで下落したが、その後は下げ渋り、午前10時台半ばは2万7300円台で推移している。「朝方は全業種が下落して始まったが、買い戻しが入りプラスに転じている業種も見られる」(大手証券)状態で、半導体関連株の東エレク〈8035〉や、空運株のANA〈9202〉などが切り返している。
一方、エーザイ〈4523〉、第一三共〈4568〉などの医薬品株や第一生命〈8750〉は値を下げている。
(寄り付き)パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が年内の利下げを予想していないとの考えを示し、米国株が下落したことが嫌気され、売りが先行している。日経平均株価は前日比233円64銭安の2万7232円97銭と軟調に始まった。
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- 2023.03.23 10:44
- 〔東京株式〕下げ渋り=半導体関連株などに買い(23日前場中盤)
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(10時40分)日経平均株価は寄り後に前日比290円98銭安の2万7175円63銭まで下落したが、その後は下げ渋り、午前10時台半ばは2万7300円台で推移している。「朝方は全業種が下落して始まったが、買い戻しが入りプラスに転じている業種も見られる」(大手証券)状態で、半導体関連株の東エレク〈8035〉や、空運株のANA〈9202〉などが切り返している。
一方、エーザイ〈4523〉、第一三共〈4568〉などの医薬品株や第一生命〈8750〉は値を下げている。
(寄り付き)パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が年内の利下げを予想していないとの考えを示し、米国株が下落したことが嫌気され、売りが先行している。日経平均株価は前日比233円64銭安の2万7232円97銭と軟調に始まった。
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- 2023.03.23 09:11
- 〔東京株式〕軟調=米株安を嫌気(23日前場寄り付き)
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(寄り付き)パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が年内の利下げを予想していないとの考えを示し、米国株が下落したことが嫌気され、売りが先行している。日経平均株価は前日比233円64銭安の2万7232円97銭と軟調に始まった。
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- 2023.03.23 05:54
- 〔米株式〕ダウ大幅反落、530ドル安=FRB議長会見後に売り(22日)
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【ニューヨーク時事】22日のニューヨーク株式相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見後に売りが強まり、大幅反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比530.49ドル安の3万2030.11ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は190.15ポイント安の1万1669.96で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2498万株減の10億7088万株。
FRBはこの日まで2日間の日程で開いていた金融政策会合で、市場の大方の予想通り0.25%の利上げを決めた。同時に公表した声明文では、「継続的な利上げが適切」との表現を「いくらか追加的な金融引き締めが適切」に修正した。声明が「ハト派寄り」(米エコノミスト)だったと受け止められ、発表直後は株価がやや上昇する場面もあった。
その後の会見で、パウエル議長は「会合参加者は利下げを想定していない」「利下げは我々のベースケース(基本的な見通し)にはない」などと発言。発言を嫌気したとみられる売りが出て、ダウ平均はマイナス圏に沈んだ。
また、イエレン米財務長官が、シリコンバレー銀行など米中堅銀行2行の破綻に絡み、「保険対象外の預金を保護することは考えていない」と議会の公聴会で発言。金融株を中心に売りが加速し、株価は引け直前に下げ足を速めた。
個別銘柄(暫定値)では、ナイキが4.9%安、テスラとバンク・オブ・アメリカが3.3%安、JPモルガン・チェースが2.6%安。中堅銀行も下げがきつく、ファースト・リパブリック銀行が15.5%安。一方、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が1.7%高、エヌビディアが1.0%高、オラクルが0.4%高。
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- 2023.03.23 05:11
- 〔米株式〕ダウ大幅反落、530ドル安=FRB議長会見後に売り加速(22日)
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【ニューヨーク時事】22日のニューヨーク株式相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見後に売りが強まり、大幅反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比530.49ドル安の3万2030.11ドル(暫定値)で終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は190.15ポイント安の1万1669.96で引けた。
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- 2023.03.22 23:26
- 〔米株式〕NYダウもみ合い、15ドル安=ナスダックも安い(22日午前)
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【ニューヨーク時事】22日午前のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定発表を控えて様子見気分が強く、もみ合いとなっている。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比15.64ドル安の3万2544.96ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は8.62ポイント安の1万1851.49。
FRBがこの日まで開く連邦公開市場委員会(FOMC)では、0.25%の追加利上げが決定されるとの見方が強まっている。ただ欧米でくすぶる金融システム不安を背景に、FRBの対応に注目が集まっており、積極的な取引は手控えられ狭いレンジでの値動きとなっている。今後の金融政策の手掛かりを得ようと、FOMC声明やパウエルFRB議長の会見待ちとなっている。
イエレン米財務長官は21日、今後も預金取り付け騒ぎが発生すれば、預金の全額保護の措置を取る方針と表明。市場では金融不安が深刻化するとの見方は後退しているものの、銀行の経営状況を巡り、なお警戒感が残る。
ダウ構成銘柄では、中国での販売が伸び悩んだナイキや、空中給油機KC−46の中央燃料タンクの品質の問題で、追加費用が発生すると発表したボーイングが安い。金融株は高安まちまち。前日に急上昇した反動でファースト・リパブリック銀行は売りが優勢となっている。一方、2022年11月〜23年1月期決算で純損益が2年ぶりに黒字転換したゲームストップは上昇している。
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- 2023.03.22 22:39
- 〔米株式〕NYダウ、もみ合い(22日朝)
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【ニューヨーク時事】22日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定発表を控えて様子見気分が強く、もみ合いで始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比15.22ドル安の3万2545.38ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は16.78ポイント安の1万1843.33。
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- 2023.03.22 15:12
- 〔東京株式〕大幅反発=不安後退で買い戻し(22日)
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【プライム】金融システム危機拡大への不安感がいったん和らぎ、銀行株など休日前に大きく売られた業種の銘柄を中心に買い戻しが広がり、全面高となった。日経平均株価は前営業日比520円94銭高の2万7466円61銭、東証株価指数(TOPIX)は33.63ポイント高の1962.93と、ともに大幅反発して取引を終えた。
93%の銘柄が値上がりし、6%が値下がりした。出来高は12億5179万株、売買代金は2兆9372億円。
業種別株価指数(33業種)は証券・商品先物取引業、鉱業、その他金融業、保険業、海運業が上昇率上位になった。下落は空運業のみ。
【スタンダード】スタンダードTOP20は堅調。出来高1億3977万株。
【グロース】東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反発。
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- 2023.03.22 13:57
- 〔東京株式〕高値もみ合い=投資家心理落ち着く(22日後場中盤)
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(13時53分)日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに、この日の高値圏でもみ合っている。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に「後場は様子見姿勢が強まりやすい」(国内証券)とみられていたが、手じまい売りに押されて伸び悩む様子もなく、欧米の銀行の経営危機を受けて広がった投資家の不安心理がいったん落ち着いたことがうかがえる。
(後場寄り)後場の日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)は前場の水準を引き継ぎ、大幅高で始まった。香港をはじめアジアの主要市場の株価指数も軒並み上昇するなど、投資家心理の改善を映す展開になっており、東京市場は堅調さを保っている。
(前引け)【プライム】主要国の金融当局などによる対応を受けて金融システム危機への不安感がひとまず和らぎ、金融株中心に幅広い業種の銘柄が買い戻された。午前の終値は、日経平均株価が前営業日比514円10銭高の2万7459円77銭、東証株価指数(TOPIX)が35.07ポイント高の1964.37とともに大幅反発。
93%の銘柄が値上がりし、6%が値下がりした。出来高は6億4500万株、売買代金は1兆4924億円。
業種別株価指数(33業種)は証券・商品取引業、鉱業、その他金融業、海運業、ゴム製品が上昇率上位。下落は空運業のみ。
【スタンダード】スタンダードTOP20は堅調。出来高8349万株。
【グロース】東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反発。
(9時50分)日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに反発して始まった後、上げ幅を広げている。金融システム不安がいったん和らいだことで銀行や保険といった業種の銘柄が寄り後も堅調に推移しており、TOPIXの上昇率が大きくなっている。ドル円相場の下落が一服したことも「日本株全体の上昇に寄与しているのだろう」(大手証券)という。
(寄り付き)日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに反発スタート。前日の海外市場で主要株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、幅広い業種の銘柄で買いが先行している。
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- 2023.03.22 12:40
- 〔東京株式〕大幅高=アジア株、軒並み上昇(22日後場寄り付き)
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(後場寄り)後場の日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)は前場の水準を引き継ぎ、大幅高で始まった。香港をはじめアジアの主要市場の株価指数も軒並み上昇するなど、投資家心理の改善を映す展開になっており、東京市場は堅調さを保っている。
(前引け)【プライム】主要国の金融当局などによる対応を受けて金融システム危機への不安感がひとまず和らぎ、金融株中心に幅広い業種の銘柄が買い戻された。午前の終値は、日経平均株価が前営業日比514円10銭高の2万7459円77銭、東証株価指数(TOPIX)が35.07ポイント高の1964.37とともに大幅反発。
93%の銘柄が値上がりし、6%が値下がりした。出来高は6億4500万株、売買代金は1兆4924億円。
業種別株価指数(33業種)は証券・商品取引業、鉱業、その他金融業、海運業、ゴム製品が上昇率上位。下落は空運業のみ。
【スタンダード】スタンダードTOP20は堅調。出来高8349万株。
【グロース】東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反発。
(9時50分)日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに反発して始まった後、上げ幅を広げている。金融システム不安がいったん和らいだことで銀行や保険といった業種の銘柄が寄り後も堅調に推移しており、TOPIXの上昇率が大きくなっている。ドル円相場の下落が一服したことも「日本株全体の上昇に寄与しているのだろう」(大手証券)という。
(寄り付き)日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに反発スタート。前日の海外市場で主要株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、幅広い業種の銘柄で買いが先行している。
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- 2023.03.22 11:44
- 〔東京株式〕大幅反発=不安心理和らぐ(22日前場)
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(前引け)【プライム】主要国の金融当局などによる対応を受けて金融システム危機への不安感がひとまず和らぎ、金融株中心に幅広い業種の銘柄が買い戻された。午前の終値は、日経平均株価が前営業日比514円10銭高の2万7459円77銭、東証株価指数(TOPIX)が35.07ポイント高の1964.37とともに大幅反発。
93%の銘柄が値上がりし、6%が値下がりした。出来高は6億4500万株、売買代金は1兆4924億円。
業種別株価指数(33業種)は証券・商品取引業、鉱業、その他金融業、海運業、ゴム製品が上昇率上位。下落は空運業のみ。
【スタンダード】スタンダードTOP20は堅調。出来高8349万株。
【グロース】東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反発。
(9時50分)日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに反発して始まった後、上げ幅を広げている。金融システム不安がいったん和らいだことで銀行や保険といった業種の銘柄が寄り後も堅調に推移しており、TOPIXの上昇率が大きくなっている。ドル円相場の下落が一服したことも「日本株全体の上昇に寄与しているのだろう」(大手証券)という。
(寄り付き)日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに反発スタート。前日の海外市場で主要株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、幅広い業種の銘柄で買いが先行している。
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- 2023.03.22 09:54
- 〔東京株式〕上げ幅拡大=円高一服も上昇に寄与(22日前場中盤)
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(9時50分)日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに反発して始まった後、上げ幅を広げている。金融システム不安がいったん和らいだことで銀行や保険といった業種の銘柄が寄り後も堅調に推移しており、TOPIXの上昇率が大きくなっている。ドル円相場の下落が一服したことも「日本株全体の上昇に寄与しているのだろう」(大手証券)という。
(寄り付き)日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに反発スタート。前日の海外市場で主要株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、幅広い業種の銘柄で買いが先行している。
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- 2023.03.22 09:04
- 〔東京株式〕反発スタート=海外株高を引き継ぐ(22日前場寄り付き)
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(寄り付き)日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに反発スタート。前日の海外市場で主要株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、幅広い業種の銘柄で買いが先行している。
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- 2023.03.22 05:55
- 〔米株式〕NYダウ続伸、316ドル高=金融システム不安が後退(21日)
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【ニューヨーク時事】21日のニューヨーク株式相場は、イエレン米財務長官が預金保護に積極姿勢を示したことで金融システム不安が後退し、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比316.02ドル高の3万2560.60ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は184.57ポイント高の1万1860.11で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比9497万株減の11億9586万株。
イエレン米財務長官はこの日の講演で、預金の取り付け騒ぎが発生すれば、預金の全額保護の措置を取る方針を表明した。また、2008年の金融危機とは状況が異なると説明し、金融システムの健全性を強調。米連邦準備制度理事会(FRB)が導入した銀行向けの新たな資金供給策にも触れ、「状況は安定化しつつある」との認識を示した。
市場では、イエレン氏の発言を受けて安心感が広がり、投資家心理が改善。幅広い銘柄で買いが先行した。このところ低迷していた金融株が買われ、大きく上昇した。経営不安から下落していた地方銀行株も買われた。
市場の注目は、22日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)に集まっている。0.25%の利上げを継続するとの観測が強い。米エコノミストは、信用不安を踏まえ、利上げを一旦停止した場合、「物価安定は達成しておらず、近く利上げを再開することになる。市場とのコミュニケーションの問題を抱える」と指摘した。
個別(暫定値)では、ゴールドマン・サックスが2.5%高、JPモルガン・チェースが2.7%高。ダウ平均の構成銘柄以外では、バンク・オブ・アメリカが3.0%高、ウェルズ・ファーゴが2.7%高だった。地銀では、USバンコープが8.9%高、ニューヨーク・コミュニティー・バンコープが6.7%高と大幅上昇した。
ファースト・リパブリック銀行は29.5%高。大手行による新たな支援策が協議されていると報じられたのを好感した。
そのほか、景気後退懸念が緩和し、景気敏感株も上昇。ダウが1.6%高、ウォルト・ディズニーが2.5%高、ナイキが3.6%高、アメリカン・エキスプレスが3.7%高、キャタピラーが2.1%高。アップルの1.2%高、セールスフォースの1.9%高などハイテク株の上昇も目立った。
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- 2023.03.21 23:20
- 〔米株式〕NYダウ続伸、312ドル高=ナスダックも高い(21日午前)
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【ニューヨーク時事】21日午前のニューヨーク株式相場は、続伸している。イエレン米財務長官が、銀行が取り付け騒ぎに見舞われた際の預金全額保護に言及したことで、金融システム不安がやや後退した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比312.08ドル高の3万2556.66ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は138.41ポイント高の1万1813.95。
イエレン米財務長官は21日、ワシントン市内で講演。シリコンバレー銀行(SVB)など経営破綻した中堅銀行2行の預金を全額保護したことに関し、他の銀行でも預金の取り付け騒ぎが発生すれば、同様の措置を取ると明言した。金融システム不安の拡大を防ぐために断固とした対応を取る姿勢を示したことで、安心感からリスク選好の買いが優勢となっている。
米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日から2日間にわたり連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。市場では0.25%の追加利上げを予想する向きが多いものの、欧米でくすぶる金融不安を背景に、FRBがどのような対応を取るかに注目が集まっている。
ダウ構成銘柄では、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスなど金融株を中心に買いが優勢となっている。また、モルガン・スタンレーが投資判断を引き上げたハーレー・ダビッドソンとメタ(旧フェイスブック)も高い。
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- 2023.03.21 22:46
- 〔米株式〕NYダウ続伸、316ドル高=ナスダックも高い(21日朝)
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【ニューヨーク時事】21日のニューヨーク株式相場は、続伸して始まった。イエレン米財務長官が、銀行が取り付け騒ぎに見舞われた際の預金全額保護に言及すると伝わり、金融システム不安がやや後退した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比316.18ドル高の3万2560.76ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は126.12ポイント高の1万1801.66。
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- 2023.03.21 05:48
- 〔米株式〕NYダウ反発、382ドル高=金融システム不安後退で(20日)
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【ニューヨーク時事】週明け20日のニューヨーク株式相場は、金融システムを巡る投資家の懸念が和らぎ、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比382.60ドル高の3万2244.58ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は45.03ポイント高の1万1675.54で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比27億2010万株減の12億9083万株。
スイス金融最大手UBSが19日、経営危機に陥った同業クレディ・スイスの買収を発表した。クレディ・スイスが破綻すれば欧州発の金融危機に発展しかねないとの懸念が広がっていたため、買収合意で市場に安心感が広がった。日米欧の六つの中央銀行が、米ドル供給拡充策の協調実施を決めたことも、投資家心理の改善につながった。
米中堅銀行シリコンバレー銀行(SVB)などの破綻をきっかけに広がった信用不安を受けて、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が今週開く金融政策会合で決める利上げ幅が0.25%にとどまるとの見方が大勢となっている。政策金利の最終到達点も下振れするとの見方が広がっており、こうしたFRBのハト派化期待も株価を支えた。
信用不安が重しとなり、ダウ平均はこのところ不安定な値動きを示している。不安が完全に払拭(ふっしょく)されたとは言えず、「当面神経質な取引が続く」(日系証券)見込みだ。
個別銘柄(暫定値)では、米原油先物の反発を好感して買われたエネルギー株が全体の上げをけん引し、エクソンモービルが2.6%高。一部の金融株も買われ、USバンコープが4.5%高、モルガン・スタンレーが1.7%高、JPモルガン・チェースが1.1%高。一方、米長期金利上昇が嫌気されてハイテク株は上値が重かった。マイクロソフトは2.6%安、インテルは2.2%安、アマゾン・ドット・コムは1.3%安となった。
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- 2023.03.20 23:24
- 〔米株式〕NYダウ反発、341ドル高=ナスダックは安い(20日午前)
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【ニューヨーク時事】週明け20日午前のニューヨーク株式相場は、スイス金融最大手UBSが経営危機のクレディ・スイス買収を決めたことを好感し、反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前週末終値比341.92ドル高の3万2203.90ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は49.04ポイント安の1万1581.47。
スイス金融最大手UBSは19日、経営危機に陥った同業クレディ・スイスを30億スイスフラン(約4300億円)で買収することで合意したと発表。UBSがライバルの実質的な救済に踏み切ることにより、クレディ・スイスの破綻が世界的な金融危機に発展することへの懸念が和らいだ。ただ、相次ぐ米地方銀行の経営破綻に端を発した欧米での金融システム不安は依然としてくすぶっており、高値には警戒感もある。
市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が、翌21日から22日まで開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)でどのような対応を取るかに注目している。
ダウ構成銘柄では、キャタピラーのほか、先週末に下落したゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなどの金融株に買いが先行している。一方、格付け大手S&Pグローバル・レーティングが格付けを引き下げたファースト・リパブリック銀行は売りが優勢。ベッド・バス・アンド・ビヨンドも安い。
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- 2023.03.20 22:39
- 〔米株式〕NYダウ反発、187ドル高=ナスダックは安い(20日朝)
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【ニューヨーク時事】週明け20日のニューヨーク株式相場は、スイス金融最大手UBSが経営危機のクレディ・スイス買収を決めたことを好感し、反発して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前週末終値比187.29ドル高の3万2049.27ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は40.66ポイント安の1万1589.85。
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- 2023.03.20 15:15
- 〔東京株式〕反落=リスク回避で売り広がる(20日)
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【プライム】スイス金融最大手UBSによる同業のクレディ・スイス買収合意で投資家心理は一定の落ち着きを取り戻したものの、合意の中身を巡ってリスク回避姿勢が収まりきらず、幅広い銘柄が売られた。日経平均株価は前営業日比388円12銭安の2万6945円67銭と1月23日以来約2カ月ぶりの2万7000円割れ、東証株価指数(TOPIX)は30.12ポイント安の1929.30と、いずれも反落して終了した。
94%の銘柄が値下がりし、値上がりは5%。出来高は13億6028万株、売買代金は2兆9764億円。
業種別株価指数は33全業種が下落し、海運業、倉庫・運輸関連業、不動産業の軟調が目立った。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高1億5317万株。
【グロース】東証マザーズ指数、グロースCoreは大幅反落。
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- 2023.03.20 13:44
- 〔東京株式〕下値試し=景気の先行き懸念(20日後場中盤)
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(13時42分)後場中盤の日経平均株価は2万7000円を割り込み、下値を試している。欧米金融機関の経営問題を受け、「景気の影響を織り込みにいっている」(大手証券)との声が聞かれる。
ファーストリテ〈9983〉などの値がさ株が株価指数を押し下げている一方、日本電産〈6594〉など株価収益率(PER)が高い銘柄の一角が買い戻されている。
(後場寄り)20日午後の東京株式市場は外国為替相場がやや円高気味となっていることを受け、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とも下げ幅を拡大している。
(前引け)【プライム】欧米金融機関の経営問題に伴う金融システムへの不安が根強く、円高も重しとなり幅広い銘柄が売られた。一方、各金融当局や業界の素早い対応を受けて下げ幅は限られた。日経平均株価は前営業日比227円45銭安の2万7106円34銭、東証株価指数(TOPIX)は17.55ポイント安の1941.87といずれも反落して午前の取引を終えた。
88%の銘柄が値下がりし、値上がりは10%。出来高は6億3380万株、売買代金は1兆4124億円。
業種別株価指数(33業種)では海運業、倉庫・運輸関連業、空運業の下落が目立った。上昇は石油・石炭製品、非鉄金属のみ。
【スタンダード】スタンダードTOP20は軟調。出来高9186万株。
【グロース】東証マザーズ指数、グロースCoreは大幅安。
(10時20分)日経平均株価は前日比80円安で寄り付いた後、プラス圏まで戻る場面もあったものの、戻り売りも厚く小幅安となっている。
市場関係者は欧米金融機関の経営問題を巡って「各国金融当局などの対応が寄与して相場の下支えとなっている一方、不安の払拭(ふっしょく)にまではなっていない」(大手証券)と指摘。「内外需など方向感はなく、足元で大きく売られていた銘柄に買い戻しが入っている」とみていた。
(寄り付き)20日午前の東京株式市場は米国株安と為替の円高が重しとなり、日経平均株価は前週末比80円06銭安の2万7253円73円と反落で始まった。ただ、朝方に決まったスイス金融最大手UBSによるクレディ・スイス買収や日米欧6中央銀行のドル資金供給強化を受け、下げ幅は限定的となっている。
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- 2023.03.20 12:35
- 〔東京株式〕下げ幅拡大=円高傾向受け(20日後場寄り付き)
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(後場寄り)20日午後の東京株式市場は外国為替相場がやや円高気味となっていることを受け、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とも下げ幅を拡大している。
(前引け)【プライム】欧米金融機関の経営問題に伴う金融システムへの不安が根強く、円高も重しとなり幅広い銘柄が売られた。一方、各金融当局や業界の素早い対応を受けて下げ幅は限られた。日経平均株価は前営業日比227円45銭安の2万7106円34銭、東証株価指数(TOPIX)は17.55ポイント安の1941.87といずれも反落して午前の取引を終えた。
88%の銘柄が値下がりし、値上がりは10%。出来高は6億3380万株、売買代金は1兆4124億円。
業種別株価指数(33業種)では海運業、倉庫・運輸関連業、空運業の下落が目立った。上昇は石油・石炭製品、非鉄金属のみ。
【スタンダード】スタンダードTOP20は軟調。出来高9186万株。
【グロース】東証マザーズ指数、グロースCoreは大幅安。
(10時20分)日経平均株価は前日比80円安で寄り付いた後、プラス圏まで戻る場面もあったものの、戻り売りも厚く小幅安となっている。
市場関係者は欧米金融機関の経営問題を巡って「各国金融当局などの対応が寄与して相場の下支えとなっている一方、不安の払拭(ふっしょく)にまではなっていない」(大手証券)と指摘。「内外需など方向感はなく、足元で大きく売られていた銘柄に買い戻しが入っている」とみていた。
(寄り付き)20日午前の東京株式市場は米国株安と為替の円高が重しとなり、日経平均株価は前週末比80円06銭安の2万7253円73円と反落で始まった。ただ、朝方に決まったスイス金融最大手UBSによるクレディ・スイス買収や日米欧6中央銀行のドル資金供給強化を受け、下げ幅は限定的となっている。
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- 2023.03.20 11:41
- 〔東京株式〕反落=金融システムへ根強い不安(20日前場)
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(前引け)【プライム】欧米金融機関の経営問題に伴う金融システムへの不安が根強く、円高も重しとなり幅広い銘柄が売られた。一方、各金融当局や業界の素早い対応を受けて下げ幅は限られた。日経平均株価は前営業日比227円45銭安の2万7106円34銭、東証株価指数(TOPIX)は17.55ポイント安の1941.87といずれも反落して午前の取引を終えた。
88%の銘柄が値下がりし、値上がりは10%。出来高は6億3380万株、売買代金は1兆4124億円。
業種別株価指数(33業種)では海運業、倉庫・運輸関連業、空運業の下落が目立った。上昇は石油・石炭製品、非鉄金属のみ。
【スタンダード】スタンダードTOP20は軟調。出来高9186万株。
【グロース】東証マザーズ指数、グロースCoreは大幅安。
(10時20分)日経平均株価は前日比80円安で寄り付いた後、プラス圏まで戻る場面もあったものの、戻り売りも厚く小幅安となっている。
市場関係者は欧米金融機関の経営問題を巡って「各国金融当局などの対応が寄与して相場の下支えとなっている一方、不安の払拭(ふっしょく)にまではなっていない」(大手証券)と指摘。「内外需など方向感はなく、足元で大きく売られていた銘柄に買い戻しが入っている」とみていた。
(寄り付き)20日午前の東京株式市場は米国株安と為替の円高が重しとなり、日経平均株価は前週末比80円06銭安の2万7253円73円と反落で始まった。ただ、朝方に決まったスイス金融最大手UBSによるクレディ・スイス買収や日米欧6中央銀行のドル資金供給強化を受け、下げ幅は限定的となっている。
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- 2023.03.20 10:25
- 〔東京株式〕小幅安=方向感乏しい(20日前場中盤)
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(10時20分)日経平均株価は前日比80円安で寄り付いた後、プラス圏まで戻る場面もあったものの、戻り売りも厚く小幅安となっている。
市場関係者は欧米金融機関の経営問題を巡って「各国金融当局などの対応が寄与して相場の下支えとなっている一方、不安の払拭(ふっしょく)にまではなっていない」(大手証券)と指摘。「内外需など方向感はなく、足元で大きく売られていた銘柄に買い戻しが入っている」とみていた。
(寄り付き)20日午前の東京株式市場は米国株安と為替の円高が重しとなり、日経平均株価は前週末比80円06銭安の2万7253円73円と反落で始まった。ただ、朝方に決まったスイス金融最大手UBSによるクレディ・スイス買収や日米欧6中央銀行のドル資金供給強化を受け、下げ幅は限定的となっている。
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- 2023.03.20 09:07
- 〔東京株式〕反落スタート=米株安と円高重し(20日前場寄り付き)
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(寄り付き)20日午前の東京株式市場は米国株安と為替の円高が重しとなり、日経平均株価は前週末比80円06銭安の2万7253円73円と反落で始まった。ただ、朝方に決まったスイス金融最大手UBSによるクレディ・スイス買収や日米欧6中央銀行のドル資金供給強化を受け、下げ幅は限定的となっている。