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2025.12.27 00:18

〔米株式〕ダウ、ナスダックともに小動き(26日午前)

 【ニューヨーク時事】週末26日午前のニューヨーク株式相場は、クリスマスの休暇シーズンを迎えて閑散商いの中、小動きとなっている。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前営業日(24日)終値比2.64ドル安の4万8728.52ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は2.51ポイント高の2万3615.82。

 クリスマス翌日で引き続き休暇を取る市場参加者も多く、薄商いが予想されている。この日朝方は米主要経済指標の発表がないことから、目新しい取引材料に欠け、動意に乏しい展開となっている。

 米株式市場では、クリスマスから年明けにかけて相場が大きく上がる「サンタクロースラリー」となることが多い。ただ、前営業日の相場が史上最高値を更新して終了したことを受け、利食い売りが出やすい地合いとなっている。

 一方、米長期金利は低下。金利低下局面で買われやすいハイテク株の一角に買いが入っている。

 ダウ構成銘柄をみると、ゴールドマン・サックスやキャタピラー、ウォルト・ディズニーなどが軟調に推移している。一方、エヌビディアが1%超高。人工知能(AI)半導体を手掛ける米新興企業グロックは24日、エヌビディアがグロックから技術供与を受ける契約を締結したと明らかにした。個別銘柄では、金塊および銀塊相場が上昇基調をたどる中、フリーポート・マクモランやクー・マイニングなどの産金・鉱山関連銘柄の一角が買われている。

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