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2026.08.08 05:43

〔米株式〕ダウ反発、151ドル高=利上げ観測後退で(7日)

 【ニューヨーク時事】週末7日のニューヨーク株式相場は、朝方発表された米雇用統計が予想を下回り、利上げ観測が後退したことなどを背景に、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比151.83ドル高の5万4036.93ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は342.27ポイント高の2万6690.62と6月初旬以来の高値で引けた。

 投資家が重視するS&P500種株価指数も最高値を塗り替えて取引を終えた。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比9767万株減の11億6786万株。

 米労働省が朝方発表した7月の雇用統計によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比2万3000人減と、前月からマイナスに転じ、市場予想を大幅に下回った。これを受け、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに向かう観測が後退。CMEのFEDウオッチでは、FRBが9月に利上げする予想が前日の55%から44%程度に低下。長期金利も低下した。

 利上げへの警戒感が薄れた株式市場では、投資家心理が改善。ソフトウエアや小売りなどが買われる展開となった。ハイテク銘柄では、決算発表シーズンを通過し、業績がおおむね好調だったとの見方も追い風となった。

 一方、原油先物相場は小幅な上昇。米国産標準油種WTIの中心限月9月物の清算値(終値に相当)は、前日比0.89ドル(1.15%)高の1バレル=78.18ドル。イラン国営テレビが6日、エネルギー輸送のホルムズ海峡を巡り、米国・イスラエル関連船舶の通航を禁じる計画が議論されていると報じたことなどが材料となった。

 ダウ構成銘柄はセールスフォースが3.2%高、エヌビディアが2.3%高、ホームデポが1.8%高で、銀行株も堅調。キャタピラーやシェブロンは売られた。ダウ銘柄ではないが、上場前から株を保有する投資家の売却を制限する「ロックアップ」が7月6日に初めて解除されたスペースXは18.2%高となった。

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