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2025.12.15 11:42

〔東京株式〕大幅反落=ハイテクが重し(15日前場)

 (前引け)【プライム】前場の日経平均株価の終値は前営業日比744円45銭安の5万0092円10銭と大幅反落。東証株価指数(TOPIX)は6.64ポイント安の3417.19。巨額の設備投資負担への不安などから人工知能(AI)・半導体関連銘柄が売られた前週末の米国市場の展開を引き継ぎ、ハイテク株中心に値下がりした。

 31%の銘柄が値下がりし、66%が値上がりした。出来高は11億6543万株、売買代金は2兆5455億円。

 業種別株価指数(33業種)は鉄鋼、非鉄金属、電気機器などが下落した。上昇は陸運業、医薬品、小売業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高2億9517万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreは上昇。

 (10時10分)日経平均株価は安値圏でもみ合っている。一時前週末比700円超下落した後、若干下げ幅を縮めたが、戻りは鈍い。前週末の米国市場の展開を映し、アドバンテス〈6857〉、ソフトバンクG〈9984〉など人工知能(AI)データセンター関連銘柄の下落率が大きくなり、日経平均の重しになっている。一方、ファーストリテ〈9983〉、イオン〈8267〉など小売株や、アステラス薬〈4503〉など医薬品株は総じて堅調で、「セクター間でのローテーションの様相になっている」(大手証券)という。

 (寄り付き)前場の日経平均株価は前営業日比484円46銭安の5万0352円09銭で始まった。前週末の米国株の下落を受けて、ハイテク株中心に売りが先行している。

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