マーケット概況配信サービス

東京株式市場とNY株式市場のマーケット情報を配信しています。

2026.06.18 23:31

〔米株式〕ダウ反発、161ドル高=ナスダックも高い(18日午前)

 【ニューヨーク時事】18日午前のニューヨーク株式相場は、米利上げ観測が高まる中、中東の緊張緩和期待に支えられ、反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時11分現在、前日終値比161.30ドル高の5万1653.85ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は300.97ポイント高の2万6322.63。

 トランプ米大統領とイランのペゼシュキアン大統領は17日、両国の戦闘終結を定めた覚書に署名した。米ニュースサイト「アクシオス」によると、これにより覚書は発効。イランメディアも18日、米イラン両大統領が覚書に署名したと報じた。中東情勢のリスク警戒感が後退する中、ダウは買い先行で始まり、一時450ドル余り上伸した。

 米連邦準備制度理事会(FRB)は17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を4会合連続で据え置くことを決定した。イラン紛争に伴う原油高騰でインフレが持続するとの警戒感を踏まえ、年内1回の利下げ想定から金利見通しを利上げ予想に転換。当局が金融緩和に慎重な「タカ派」色を強めたことから、株価の重しとなっている。

 午前に発表された米経済指標はおおむね堅調だったが、市場の反応は限定的。米週間新規失業保険申請件数(13日までの1週間)は前週比4000件減の22万6000件と、4週ぶりに改善した。米フィラデルフィア連銀が発表した6月の第3連邦準備地区の製造業景況指数は、総合で10.3と、前月(マイナス0.4)から上昇。市場予想(10.0=ロイター通信調べ)を小幅に上回った。米民間有力調査機関コンファレンス・ボード(CB)が発表した5月の景気先行指数は前月比0.1%上昇と、伸びは市場予想と一致した。

 個別銘柄では、ホーム・デポ、キャタピラーがいずれも3%近く上げ、ダウ平均の上げを先導。エヌビディア、シャーウィン・ウィリアムズも1%高と堅調に推移している。一方、IBMは6%超安。このほか、インテルは7%急伸。トランプ大統領が18日、「アップルがインテルと協業する」とSNSに投稿。国内で半導体の設計・生産を行うことで合意したと明らかにしたことが買いを後押しした。

続きを読む

過去7日間の記事