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2026.05.12 23:07

〔米株式〕ダウ反落、285ドル安=ナスダックも安い(12日午前)

 【ニューヨーク時事】12日午前のニューヨーク株式相場は、朝方発表された米消費者物価統計が予想を上回ったことを受け、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比285.67ドル安の4万9418.80ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は229.23ポイント安の2万6044.90。

 米労働省が朝方発表した4月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.8%上昇した。伸び率は前月から加速したほか、2023年5月以来、約3年ぶりの高水準となった。市場予想(3.7%上昇=ロイター通信調べ)も上回った。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数の伸び率は2.8%に拡大した。予想(2.7%上昇)も上回った。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利下げ観測が後退。米長期金利の指標である10年債利回りが上昇する中、米株は売りが先行している。

 市場では、週内に発表される4月の米卸売物価指数(PPI)や小売売上高からインフレや消費の動向を見極めたいとの思惑も強い。

 中東情勢の先行き不透明感も投資家心理を圧迫。トランプ米大統領は11日、イランとの一時停戦について「大規模な生命維持装置を付けている状態だ」とし、極めて脆弱(ぜいじゃく)な状況にあるとの見方を示した。核問題などで譲歩が不十分と見ているもようで、戦闘終結を巡る米国の提案に対するイランの回答を「ごみくず」と非難した。

 ダウ構成銘柄では、キャタピラーやボーイングなど景気敏感株や、セールスフォースやアマゾン・ドット・コムなどハイテク銘柄の下げが目立つ。一方、ウォルマートやメルク、マクドナルドなどが買われている。

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