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2023.02.04 06:51

〔米株式〕ダウ続落、127ドル安=利上げ停止後ろ倒し観測が重し(3日)

 【ニューヨーク時事】週末3日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止時期が遠のくとの見方が重しとなり、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比127.93ドル安の3万3926.01ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は193.87ポイント安の1万2006.95で引けた。

 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億3206万株減の10億3703万株。

 市場では、パウエルFRB議長の1日の発言を受けて、FRBがインフレ抑制のために進めている利上げが終わりに近づいているとの期待が広がっていた。議長は金融政策会合後の記者会見で、「ディスインフレ(インフレ低下)のプロセスが始まった」などと述べていた。

 ただ、3日朝方に発表された1月の米雇用統計で、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数が前月から51万7000人増え、伸びが市場予想(18万5000人増)を大きく上回った。労働市場が予想以上に底堅さを保ち、インフレ圧力が根強いことが示された形。利上げが長期化するとの見方が、株の売りを招いた。

 米エコノミストは「1月の雇用統計は、FRBがまもなく利上げを停止するとの市場の期待に冷や水を浴びせた」とコメントした。

 午前にサプライ管理協会(ISM)が発表した1月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)も前月や市場予想を上回り、サービス業の堅調さを示す内容だった。

 株価は序盤に下げた後は、投資家が雇用統計などの中身を精査する中で、下げ幅を縮小。朝方に急伸した米長期金利が上げ止まったことも手伝い、ダウ平均はプラス圏で取引される場面もあった。ただ、週末を控えて再び売り優勢に転じ、ダウは取引後半はマイナス圏で推移した。

 個別銘柄(暫定値)では、アマゾン・ドット・コムが8.4%安、アルファベット(A株)が2.8%安、マイクロソフトが2.4%安、メタ(旧フェイスブック)が1.2%安と、ハイテク大手の大半が売られ、相場全体を下押した。一方、アップルは2.4%高、JPモルガン・チェースは1.6%高、テスラが0.9%高、エクソンモービルが0.7%高となった。

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