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2026.08.11 23:04

〔米株式〕ダウ反発、189ドル高=ナスダックは安い(11日午前)

 【ニューヨーク時事】11日午前のニューヨーク株式相場は、ホルムズ海峡の通航再開を巡る協議の行方が注目される中、反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比189.01ドル高の5万4164.99ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は39.32ポイント安の2万6566.04。

 イランがホルムズ海峡開放の条件の一つに米国の攻撃で生じた損害の補償を要求する中、トランプ米大統領は10日、イランに対して、同国が過去に死傷させた人々に対する補償を要求すると表明した。補償が議題になれば、両国の戦闘停止に向けた交渉が難航するとの懸念も一部で浮上している。一方、ロイター通信によると、カタール外務省の報道官は11日、ホルムズ海峡における今後の通航に関するイランとオマーン間の協議は現在進展している段階にあると述べた。これを受け米原油先物相場に売り圧力が掛かる中、インフレ懸念がやや和らぎ、米株は買いが先行している。

 一方、週内に7月の米消費者物価指数(CPI)や米卸売物価指数(PPI)、米小売売上高の発表を控え、これらの統計内容から連邦準備制度理事会(FRB)の今後の金融政策の方向性を見極めようとの思惑も強く、様子見ムードも広がっている。

 個別銘柄をみると、暗号資産(仮想通貨)の代表格であるビットコインのマイニングを手掛けるライオット・プラットフォームズが9%超高。ブルームバーグ通信が関係筋の話として報じたところによると、人工知能(AI)新興企業アンソロピックがライオットと91億ドル規模の契約を締結した。一方、ロケット・ラブがロケット「ニュートロン」の初飛行の時期を延期したと見受けられ、3%超安となっている。

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