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2022.08.11 23:24

〔米株式〕ダウ続伸、244ドル高=PPI低下、インフレ懸念和らぐ(11日午前)

 【ニューヨーク時事】11日午前のニューヨーク株式相場は、7月の米卸売物価指数(PPI)が前月から低下したことでインフレ懸念が和らぎ、続伸した。午前10時02分現在、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比244.99ドル高の3万3554.50ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は114.13ポイント高の1万2968.93となっている。

 米労働省が朝方発表した7月のPPIは、前月比0.5%低下し、新型コロナウイルス危機に襲われた2020年4月以来のマイナスとなった。食料品とエネルギーを除いたコア指数は0.2%上昇と、前月から減速した。また、全米自動車協会(AAA)によると、全米ガソリン小売価格の平均が、心理的な節目とされる1ガロン当たり4ドルを下回った。

 前日には、7月の消費者物価指数(CPI)の伸び率が、前年同月比8.5%と前月から伸びが鈍化し、市場予想も下回った。市場では、PPIが低下に転じ、高騰が続いていたガソリン価格にも落ち着きがみられたことで、「インフレがピークを越えた可能性」(英調査会社)が指摘され、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めペースが鈍化するとの見方がさらに強まった。幅広い銘柄で買いが先行している。

 個人消費関連や景気敏感株の上昇が目立つ。アメリカン・エキスプレスやナイキ、ダウ、キャタピラーが高い。前日夕に好決算を発表したウォルト・ディズニーは急騰し、8%超上昇している。セールスフォースやインテル、アップルなどハイテク株も買われている。

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